雪平莉左 1st写真集を語る「露出から何もかも最大限」
一昨年、彗星のように現れ、瞬く間にグラビア界のニューヒロインとなった雪平莉左。
“大人のお姉さん”の雰囲気と「令和最高の美ボディ」の呼び声高いスタイルで魅了する彼女は、4月21日に初の写真集『とろける。』(集英社)を発売。
「露出から何もかも最大限」を詰め込んだと語るように、これまでの活動で培った魅力にプラスして今までにない“可愛さ”も詰め込んだ、これまでの活動の集大成的作品となった。
今回は写真集にまつわる話、そしてデビュー2周年を目の前にした今の想いを存分に語ってくれた。
──撮影の話がきたのはいつごろですか?
雪平 昨年の夏ごろでした。グラビアデビューしてから約半年のタイミングで、こうしたお話をいただけるとは想像もしていませんでした。
正直、デビューしたばかりということもあって、「写真集を出す」ということが、どれほどすごいことかも正直分かっていなくて。嬉しさはありつつ「写真集、出すんですか」と、どこか他人事で(苦笑)。
──テーマに「美」を掲げたそうですが、雪平さんの中で、どういった「美」を表現しようと思い描いていましたが?
雪平 やはり芸名に「雪」がついているので、雪の中でグラビアを撮りたいなと真っ先に浮かびました。当初は沖縄での撮影という話だったんですけど、提案して北海道も急きょ決まったんです。
雪の中での撮影は念願だったので、叶えられたのは嬉しかったですね。あとは1つひとつのショット全てが印象に残る作品にしたかったので、大自然の中での撮影も多めにしてもらいました。
──『とろける。』というタイトルも非常にインパクトがありますね。
雪平 タイトルは最初から「雪」にまつわるものにしたかったし、雪にまつわるものが候補になっていたんです。
ただ海でのカットもあるので、「雪」に縛られず全部をひっくるめて言えるタイトルがいいよねとなり、最終的に『とろける。』になりました。
このタイトルなら「雪がとろける」「熱くてとろける」「可愛くてとろける」と様々な意味が含められるので、全会一致で「これだ!」って。
──撮影にあたりどういう意識で臨まれました?
雪平 やはり自分の最初の代作になるので、活動を始めてから現段階までの集大成として挑もうと、露出から何もかも最大限までやろう!という意気込みはありました。
一方で、デビューからずっと“大人でセクシーなお姉さん”というイメージの写真が多かったので、そのイメージは残しつつ、これまでの私のグラビアイメージを壊すようなものも撮りたくて。
露出はありつつオシャレとセクシーと面白さがすごく絶妙なバランスで成り立っているものになりました。
「表紙の薔薇ブラもアドリブから生まれた」
──今までにない要素を引きだしてもらった瞬間は?
雪平 表紙にもなっている薔薇を使ったショットです。最初見た時は「正直これはどうなんだろう?」と思ったのですが(笑)。撮影してくうちに「薔薇で胸を隠したらいいんじゃない?」ということで急きょ取り入れることになって。
なのでまさかの表紙になるとは全く思いもしなかったのですが(笑)、白の背景と赤い薔薇のコントラストが綺麗ですし、露出も格好もインパクト大なので結果的に良かったですね。
──雪平さんが考えて「これは会心だ!」と思ったショットはどれですか?
雪平 3つあるんですけど、まずは私がリクエストしたサテン生地のエプロンのカットと、下乳が出た黒の服のカット。
エプロンの衣装はよくグラビアで見かけますが、大人っぽい仕上がりのものってあまりなくて。なので、可愛らしさとセクシーさが両立するようにテカテカした生地のエプロンを用意していただきました。
下乳が出た衣装はグラビアでは割と定番なのですが、私は未経験だったので、改めて定番に挑戦してみたくて。
下乳のところではポニーテールにもしたので普段の私ぽくない雰囲気が出て、定番なのにいつもと違う私という、写真集の中でも良いスパイスになったショットになったんじゃないかな?って思いますね。
そして一番のお気に入りは屋久島でのカットです。足場も非常に悪くて、岩とか尖った石ばかりで、寝そべると本当に痛かった(苦笑)。
ポージングを維持するのがとにかく大変だったんです。ただ、背景と相まって壮大な作品になったし、水着自体もインパクトのある形で、大自然にも負けない感じになりました。
雪平莉左 デビュー2年を振り返る「露出から何もかも最大限」
──そろそろデビューから2年が経とうとしています。活動を振り返ってみて、いかがですか?
雪平 デビューから約1年はコロナ禍でまともに活動ができず、やっといただいたお仕事が『東京カレンダー』さんのプール企画なんです。本当に運良くたくさんの反響をいただき、そこからトントン拍子で色々と決まっていって。
今年は『週刊プレイボーイ』さんや『FRIDAY』さんで表紙を飾らせていただいて、今どんどん夢が叶っている状態です。いろんな雑誌の表紙を飾らせてもらえるのはみなさんの声があってのもので。……なんというか、期待に応え続けることが、今一番のモチベーションになっています。
──最近ではテレビバラエティへの出演も増えてきました。
雪平 正直、自分のキャラはバラエティに向いているとは思っていなくて。けど、バラエティに出るとすごく反響をいただくので、呼んでいただけるなら全力で向き合いたいなと思っています。
それに最近は、趣味のゴルフや競馬がお仕事へと繋がっていったりと、去年に比べて活動の幅が広がっているのも感じていて。この先はそうした、広がったものを活かしたお仕事がしたいなと思っています。
ただ、グラビアに関しては、正直『とろける。』でベストと冒険の両方をやってしまったため、この先どうなるんだろう?という不安が少しあります(苦笑)。
──ご家族も最近の活躍を喜ばれているんじゃないですか?
雪平 噂によると、表紙を飾りだしてから親戚周りも私の仕事に気づきはじめたみたいで(笑)。私の出身地は愛知県豊田市の田舎で、どうも芸能界のことは疎くなってしまうんですよね。
なので、最初グラビア=露出の高いお仕事と思われて、家族も心配していた部分があったんですよ。それが今、少しずつ知名度が上がってきて、周りからも「すごいね」って言われるようになってから、すごく応援してくれるようになりました。
表紙を飾った雑誌は必ず買ってくれていますし、生放送の競馬番組に出演した時はリアルタイムで観てくれたみたいで、すごく喜んでくれました。それはすごく嬉しかったですね。
──こうして現在進行形で環境が大きく変わる中、OLの頃から変った部分と今も変わらない部分はありますか?
雪平 今のお仕事で求められる雪平莉左はどこか“ミステリアスでクールな雪平莉左”な部分があったんです。
でも元の性格はずっと変わっていないので、こうした取材の機会を通してプライベートな部分や自分の性格もファンの方に知っていただけるようになり、話すと「本当はこういうところがあるんだね」と受け入れてもらえるのはすごい嬉しいですね。
徐々に、上手くキャラと素が混ざり合っていくのが一番いいのかなって。最近ではInstagramでライブ配信するようになったのですが、コメントを見ると「話すとグラビアのときと印象が全然違う」というものも多くて。
写真集でもたくさんの素の部分が出た写真があるので、これからはグラビアでもミステリアスではない一面を出す機会も増えていくのかもしれません。でも、そうした変化を常に楽しめる私でいたいなと思いますね。
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【DMM】