沢口愛華『OVER』スペシャル未公開カット集
この春から高校3年生になり、卒業後の進路に迷いに迷っている沢口愛華。学校生活の話から自粛期間中の過ごし方まで、等身大の17歳の"今"がここにある!
■進路で悩みすぎて血迷ってきました
――昨年12月に週プレ初表紙を飾った「令和のグラビア女王」が再臨!ということですが、この勢いは止まらないですね。
沢口 最近はどこ行っても「令和のグラビア女王」って言われていじられるんですけど(笑)。でも、自分がグラビア女王だなんて実感ないですよ。
――今や各誌で表紙を飾り、新世代のカバーガールとしても注目されてますよ。今回のグラビア撮影はどうでした?
沢口 海辺に行ったんですけど、遠くをパッと見たら馬が砂浜を走ってたんです! 乗馬ですね。ドラマのワンシーン見てるんじゃないかレベルで印象に残っていて、自分的には一番興奮しました。あと、スキップがへたくそだったので練習をしたり......。
――軽やかなスキップというより、ドタドタしてました。
沢口 できるはずだったんです! 中学生まではソツなくこなしてたんですけど、高校生になってからあまり運動しなくなっちゃって。やり方を忘れてしまったんです。delaでダンスして動いてますけど、スキップのほうが疲れました(笑)。
――グラビアのタイトルは「OVER」。今、乗り越えていきたいことってありますか?
沢口 人見知りを克服したい。高校の始業式があったんですけど、3年生になってクラス替えするじゃないですか。しゃべれるコがいなくて。「こんにちは~」って控えめに挨拶(あいさつ)はしましたけど、それ以上しゃべれないし誰からも声をかけられない。高校生活を捨てちゃいましたね。
――諦めるの早いですよ。新学期始まったばかりなのに。
沢口 学校もずっと休みですし、そろそろ友達つくるのを諦めたほうがいいのかなと思いまして。でも、授業のノートを写させてくれるクラスメイトが私には必須なんですよ! 受験生の学年ですし、休んだときにノートを貸してくれる心優しい友達を見つけよう、みたいな感じです。
――以前のインタビューでは、芸能活動を続けながら管理栄養士を目指すと言ってましたが、今も気持ちは変わらず?
沢口 変わらないはずだったんですけど......。いろいろ考えすぎて血迷ってます。「ニートになりたい」って言ったら、親に怒られました(笑)。「進学しないなら就職しなさい」って言うから「芸能界に就職しました」って答えたら「本気で言ってるの? ちゃんと考えてからしゃべりなさい」って。どうしたらいいですか!? 進路相談求む!
――このまま上り詰めて、大スターになってくださいよ!
沢口 いやぁ、私にはムリですよ。こんなにへこたれてますし、怠け者ですから。将来のことから目をそらして生きてきたんですけど、本気で考えなきゃいけない年齢になってました。
――じゃあこのインタビューのタイトルは「私はニートになりたい」でいいですかね?
沢口 それは危ない(笑)。うちの親って私が出る雑誌を絶対チェックしてくれるので、インタビューまでしっかり読むんですよ。たまに「ちゃんとした言葉をしゃべってね」ってチクリと言われることもあって。
――まあ進路はこれから考えていくとして、グラビアで次にやりたいことはありますか?
沢口 国内なら、長野県でグラビア撮りますか? King Gnuのメンバーの出身地だから行きたいなって思っていて。
――雰囲気をガラッと変えて、コスプレとかどうです?
沢口 たぶん、キャラクターになりきれないと思います。撮影してるとつい自分を出したくなっちゃうんですよ。向いてないかもしれないけど、新しいことはやってみたいですね。『クレヨンしんちゃん』が好きなので、コスプレするなら"しんちゃん"になってみたいです(笑)。
■ベッドから動かない試練を与える日も
――自粛ムードが続いてますが、家ではどんな過ごし方を?
沢口 ずーっと家にいるので、いつも母がやっている家事を手伝うようになりました。「洗いものなら任せて!」ってくらい食器を洗うのが得意です。
――引きこもる生活は好きですか? それとも苦手?
沢口 好きですね。自粛前から、丸一日オフで予定がないってときはずっとおうちにいて。「ベッドから一歩も動かない」って試練を与える日もあるくらいです。
――では、寝る前のナイトルーティーン教えてください。
沢口 ベッドが暖かくないと眠れないので、しばらく布団の中でYouTubeを見るんです。自分の体温で布団が暖まったなと思ったら一回出て、歯磨きをして。親に明日の予定を伝えてから布団に戻ると、人のぬくもりが残っていて(笑)。
――家の中で新しく始めたことってあります?
沢口 ついに部屋の掃除に手をつけ始めました! 月1で断捨離を兼ねての大掃除を計画してたんですけど、実施できてなかったんですよ。面倒くさがり屋なので(笑)。まずは部屋を換気して、片づけていると卒業アルバムを見返しますよね。「こんな時期もあったなぁ。若かったなぁ」とか思いながら。
――掃除してないじゃないですか。自粛中は動画配信やSNSもがんばってますよね。
沢口 そうなんです! すごくないですか? 情報量の少ない女だと思われてたんですけど、最近は身近に起きたことをちゃんとツイートするようになって。下書きがたまってます。すぐツイートしたいんですけど、いろいろ言われたらイヤだなとか思って下書きに保存しておくんです。1時間ぐらい考えてからツイートするっていう(笑)。
――Twitterなのにリアルタイムじゃないんだ(笑)。
沢口 昔の私と比べるとすごくないですか? 写真はグラビアの誌面で見てくださいって感じで全然アップしなかったのに、インスタも更新するようになりましたからね。自分の写真ってすぐ消したくなっちゃうから。
――全消ししますもんね。
沢口 芸能活動を始めてから、「年末には全部消す」ってずっと決めてたんですよ。全消ししたらいろんな人から心配されて。深い意味はなくて。まあね、お年頃なので(笑)。
――今、こんな状況で我慢してることはありますか?
沢口 ランニング。
――本気で言ってます? 走るのそんなに好きでしたっけ?
沢口 長距離を走ることは、一番嫌いです(笑)。いや、違うんですよ。5月に、delaの単独ライブが開催予定だったんですけど、中止になってしまって。Zepp Nagoyaでの単独ライブは、私は初めてだったので気合いが入っていて。また開催ってなったとき、こんな生活をしてたら動けない。今から走り込んで体力つけようと思ったのが、昨日の午後。だから今はすごく走りたいです。でも、このインタビューが掲載される頃には気持ちが変わってるかもしれない(笑)。高校3年生になったので、もっと意志を強く持ちたいです!
[via:週プレNEWS]
https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2020/05/17/111299/