『悪魔のKISS』が再放送されない理由
1993年7月7日から9月22日にフジテレビ系で放送されたテレビドラマ。全12話。
キャッチコピーは「悪魔のような誘惑が、はたちの夢を狂わせる。」
静岡県焼津市から上京してきた、中学時代の同級生でもある3人の若い女性(奥山佳恵、深津絵里、常盤貴子)が、性地獄・宗教地獄・カード地獄に墜ちていく様を描いた。
放映当時、主役の一人に抜擢された常盤貴子はまだ無名の存在だった。
常盤がアルバイトをするファッションヘルスに寺脇康文が最初の客として現れるシーンで、ヌードシーンも辞さない体当たりの演技が話題となり、常盤が新進女優としてクローズアップされるきっかけとなった。
このシーンの存在は、後に常盤の人気が上昇してからも語り草となる。寺脇は後にトーク番組にて
「下着姿で来るとは聞いていたが、まさかノーブラだとは思わなかった。なるべく手で隠すようにしてカメラに映らないよう配慮した」
と語っている。
版権を買い取られる前の最初の再放送ではこのシーンはカットされなかったが、2回目はカットされた。
他のCX系テレビドラマの多くはビデオ化やDVD化されているが、前述の常盤のヌードシーン以外にも過激な描写が多いことも影響してか本作に関しては見送られている。
[引用/参照/全文:https://ja.wikipedia.org/wiki/悪魔のKISS]